こんにちは、あわもるです。
テレビやネットを開いては、毎日当たり前のように新型コロナウィルスのニュースが居て、いくら空が青く綺麗に澄み晴れていても、心はどこかどんよりした気持ちが続いています。
医療従事者の方や、人々の生活を維持する為に外に出て仕事をしなければならない職業の皆様、本当にお疲れ様です。
あなたたちのおかげで、私たちは生きる事ができています。感謝しかありません。
ありがとうございます。
ぼくたちはあなたたちに直接何かして差し上げる事はできないかもしれないけど、
自分にできる最善を考えて、協力していきます。
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今日は、私たちが日常を過ごすなかで、行動する前に一度立ち止まって考える大切さを、自分も忘れないようにする為に、記事にしました。
行動する前に、一度考えるのって大切
ぼくの住んでいる街の近くに、今日パン屋さんがオープンするそうです。
去年の年末くらいからお店の情報が出ていて、どんなお店になるんだろうと楽しみにしていました。
ところが、そのオープン日がコロナ禍(か)と真っただ中に鉢合わせしてしまった。
お店の関係者の人たちは前々から計画を練って準備してきたわけだから、お金などの問題もあるしオープンせざるを得ない、でも大々的に開店を知らせるわけにもいかない。
とっても悔しいジレンマを抱えてると思います。
ぼくも朝ウォーキングをする時、通り過がりで着々とお店が出来上がっていくのを見ててそのお店に思い入れがあったから、ギリギリまで「行こうかな..」と迷ってたんです。
ブログを立ち上げたばかりで色々な事にアンテナを張りたかったから、お店レビューの記事でも、、とも考えていたんです。
でも、やっぱり行くのはやめました。
迷っていた時、「行こうかな」と行動しそうな気持ちの自分を一旦横にズラして「そしたらどうなるんだろう」って考える自分がいたんです。
行ったらお店の人たちの売り上げに、少しは貢献できるかもしれない。
テイクアウトならすぐに外に出るわけだし、問題ないんじゃない。
でも、オープン初日ってみんな注目してる。パンもコーヒーもあるんだよ?サンドイッチめっちゃ美味しそうだし、絶対みんな注目してる。
そしたら、みんなぼくと同じ考えで、行きたくなっちゃってるよね。
そしたらどうなる?
混む。
ゆりこ「密です。」
デマでトイレットペーパーを買い求めに来る人たちを思い出した。
神奈川県湘南の海辺や公園に”つい”行っちゃう人たちを思い出した。
「だって禁止されてないでしょ?」
医療従事者の方々やドラッグストアやスーパー等みんなの為に必死に働いている人たちが頭に浮かんだ。
志村けんさんを思った。近しい人たちの、悲しむ顔が浮かんだ。
ぼくは行くべきではない。
お店の近くで仕事をしている人や、子どもが家に居て料理をつくるのが大変な人が、安心して、買いに行けるようにする方が大事だなって思った。
落ち着いたらゆっくり行けばいい。店員さんとゆっくり話して、レビュー記事を書かせてもらえばいい。
行動する前にちょっと立ち止まって考えたから、行かずにすみました。
考える事=イメージすると、対応力が上がる
昔、バーテンダーをしていた頃、師匠に教えてもらった言葉があります。
「Think before , Look around」
(行動する前に、周りをよく見て考えろ)
お客さんがたくさん来てテンパってるぼくに、師匠がそっと教えてくれた言葉です。
ぶっちゃけその時はパニクってたので「ふーん」としか思えなかったのですが、今になって、とってもっても 大事な言葉だなぁと感じます。
師匠、教えてくれてありがとうございます。
行動する前に考える事が大切なのは、何事も同じですよね。
「こうしたら、どんな事が起こるんだろう・こうなるかもしれない」
起こりうる事を考えることができれば、スムーズに事を運べるし、いざアクシデントが起きても慌てずに対処できる。
たとえば恋愛において。
デートをしている時に行き当たりばったりで店を決めるよりかは、前もってデートの場所を調べておけば、映画館はどこにあって、その近くにどんな食事をする場所があるのか、把握できる。
把握しておけば、彼女と映画を観にいったらその後スマートに近くの料理屋へエスコートできます。
恋愛経験がなくても、少なくともお店選びではどうしようかと焦る必要はなくなり、「(彼女は何を食べたいんだろう、何をしたら喜んでくれるかな)」を考える方に脳のリソースをまわすことができて、頼りがいのある印象を与えることができますよね。
他にも、建築においては設計図が必要不可欠ですよね。資材もっていきなり建築するわけにもいかないし。
また、ドライブするには今はカーナビがあるけれど、前もって軽くでも地図を見ておくと、渋滞や事故のトラブルに合った時でも今どこにいるのかが把握できて、冷静に対応できる可能性がグンと上がる。
行動の前に考える=備えておくことって、とても大切です。
「考えろ。」何度も自分に言い聞かせたい
「考えること」は、とても大切。
分かってはいても、常にやるのは難しいですよね。
ぼくだって師匠に教えてもらったのに最近思い出したくらいだし。偉そうには言えません。
でも、それでも声を大にして言いたいと思ったんです今日は。
まずは自分に言い聞かせてます。「考えろ、考えろ」って。
一緒に考えることを意識していきませんか。
「これやったら、このあとどうなるんだろう」
少しずつ、少しずつ。
さいごに
岡江久美子さんの訃報を聞きました。
「はなまるマーケット」は知っていたけどあまり見てなかったので、岡江さんのことは詳しく存じ上げません。
でも、はなまるマーケットは自分の多感な時期に放送されていた番組だったので、じわじわと悲しい気持ちが広がっています。
ぼくの周りにはまだ新型コロナによって亡くなる人がいないので、志村けんさんや岡江さんの訃報によって、コロナの怖さを改めて確認する限りですが、実際に肉親や近しい人が亡くなるのを目の当たりにされている方もいるんですよね。
数年前ですがぼくの父も肺炎で亡くしているので、大切な人が居なくなる悲しい気持ちは、多少は分かるつもりです。
でも、今この現状では亡き後もそばに居てあげられない人々の辛さや悲しさ、苦しさに、想像を絶します。
別に誰を責めたいわけじゃない。
でも、たくさんの人が亡くなっている事実を、「数字」としてしか見ないんじゃなくて、想像して、考えなければならないですよね。
今朝の情報番組で、立川志らくさんが
「新型コロナは、人の大切なものから奪っていく」
と仰ってました。
人の命 人の優しさ・思いやりの気持ち、人の尊厳
人の素敵な部分ばかり奪っていきます。
少しでも自分にできることを全うしていきます。