エッセイ

ぼくは道端の動物を見つけるのが得意らしい

こんにちは、あわもるです。

動物が好きです。ちょっと人間よりも好きです。

 

あ、でもカラスや猿はそうでもない。人間っぽいからかな。

 

思えば昔から動物と接するのがすきだったのかもしれないと、思い返してみた。

 

子どもの頃の動物とのふれあい

小さい頃、ぼくは生活団という幼稚園や保育園とはまた違う、週2回くらいで集まる学びの場に通わせてもらっていました。

電車バスを使って横浜まで1時間強かけて通うのも、なんか楽しかったなぁ。

 

その場所では様々なことを子どもに体験させて、心や知性を育むプログラムがあり(ぼくは知性はからっきしだったけど)、そこに動物と触れ合うカリキュラムがあった。

 

もううろ覚えだけどその生活団の敷地内にはハト小屋があった。

ハトのお世話をしつつ(あの時の卵はどうしていたんだろう)、ある時期になると皆で河川敷に遠足に行って、みんなで放つ、というイベントがあった。

放ったハトが小屋に戻るのを見守るイベントだった。

いま思えばよくハト帰ってきたなと思う。自分たちがお世話する裏でトレーナーさんでもいたのだろうか。 謎です。

 

そこでハトに触れ慣れていたからか、その後家で知らぬハトを保護したことがあった。

家でだらだらしてた時、ベランダにハトが居て、それに何か違和感がしたからよく見てみると傷を負ってらしく、保護したら新聞に載った。特に恩返しとかはない。

 

生活団ではほかにも、十姉妹(じゅうしまつ)やらモルモットやら色々お世話させてもらって、昆虫も動物も自然と好きになっていった。

 

自宅でもありがたいことに動物を飼わせてもらっていて、ハツカネズミやカメ、熱帯魚などカブトムシなどの昆虫も、バラエティ豊かに触れ合っていた。

 

いまモルモットやカピバラ等げっ歯類に目がないのは、その時の飼育した経験が強くからんでいるのだろう。モルモットが好きだ。


井の頭自然文化園:ふれあいコーナーのモルモット。この寝ぐせがたまらん..

 

高校の時には「Cowboy Bebop」という自分史上不動の1位のアニメを見た時にでていた犬、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークに一目惚れをしてしまった。

親に頼み込んでお願いして「ちゃんとお世話するから~」とテンプレな文句を発し、よほど僕が引き下がらなかったのだろう、親は折れてくれた。

 

千葉のブリーダーさん家へ行って、わちゃわちゃいる小コーギーたち(そこは天国)の中から、母の一存で変なカラーリングの子を「きみに決めた!」して、我が家の一員になりました。

飼う前は犬ってなんか「ご主人ご主人♡」みたいなイメージだったけど、うちの子はちょっと違ってて、なんか絶妙なタイミングで

「・・ふんっ」

と鼻ため息をつき、ヤサぐれた目で明後日を見ていたので、人間くさいやつだなぁといつも思っていた。


なにか不満があると、この顔である

 

1人暮らしをしてからも動物と縁があるなぁと思っていて、強烈なのは、高円寺に住んでいた時、住んでたアパートの隣がネコBBA ねこがお好きな、おばあさんの家でした。

ぼくと動物:高円寺のネコ編

忘れもしない。

夜12時くらいになると、きまってその隣のお宅から

「みぃちゃん、みぃちゃん!」

と、ババアおばあさんが野良猫を呼ぶ声がするのである。

ばあさん、たぶんその猫、みぃちゃんじゃないよ。

中野や高円寺エリアは安アパートが多いが、壁が薄く声がだだ漏れなのだ!

別の隣接アパートでは、謎の外国人たちが3日に1回パーティーをはじめ、決まって夜12時過ぎにひとり外へ出てきて(そもそもドア開けっぱなし)大声で電話雑談をする。

 

注意すればいいじゃないかって?

いやいや意外と怖いもんですよ、 みぃちゃんおばあさんは。(そっちか)

みぃちゃんおばあさんも時折、パーティーをしていたようだ。
どんだけパーティー流行っとんねん..

 

なまじ、みぃちゃんばばぁ(以後みぃちゃん)の家が隣だからか、うちのアパートはネコたちの恰好のトイレスポットになっていた。

朝起きて仕事へ行こうとドアを開けたら、ドア前にはウ〇コがそっと 申し訳なさそうに落ちているなんてしばしば。

 

また別の日には、室外機上にはネコが「ヴォェアッツッ ( ゚Д゚)ペッ」と毛玉を吐いたであろうゴッキーの頭(かしら)つきゲロがあったり。

 

また別の日には、なんか外から声がして朝起きてカーテンをあけると、自部屋の庭に見知らぬおじいさんとおばあさんが..!!

 

老夫婦の管理人さんでした。(これはほんとビビった)笑

 

あとは夜、仕事かえりにふと気配を感じて上を見ると、電線上をタヌキだかムジナだかが歩いていたり。

ごみ収集の日には動物によってごみ袋が散々なことになっていたり。

 

良い思い出です☆ (´_ゝ`)ペッ

(それでも今も杉並区住まい)

 

なんか動物の気配を感じるようになった

そんな、動物とみぃちゃんと外国人と触れ合っていたからか(ちがう)、それ以降、なんか動物の気配を感じるようになったんです。

 

妻と散歩で道端を歩いていて、(何かいる)と思って違和感がする方を見ると、ネコがじっとしてたり野生のインコがいたり畑に鴨がくつろいでたりするんです。

よく見てみると


野生のインコ(緑)がっ!!

 

朝の渋谷も、まぁ ねずみーランドだし。

夜の住宅街の壁はヤモリがぺとっと歩いてて可愛いです。

東京の公園でもたまにリス、見ますしね。

 

まぁ、だからといって特別なにか役立つ能力ではないんですが、外を歩いていると色々な発見ができて、楽しい限りです。

 

おわり。